海峡演劇祭2011

海峡演劇祭2011〜海と平和のドラマフェス〜

2011年10月15日〜11月5日
(プレイベント:9月29日から10月2日)

北九州市/門司港
関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)多目的ホールにて

リーフレット(おもて)PDF
リーフレット(なか)PDF

問・予約)海峡演劇祭事務局 093−331−6700

9月29日〜10月2日 ★プレイベント
野外劇団 楽市楽座 【大阪】
『ツバメ恋唄』『鏡池物語』


9/29 13:30〜紙芝居街頭劇 19:00〜ツバメ恋唄
9/30 13:30〜紙芝居街頭劇 19:00〜ツバメ恋唄
10/1 13:30〜紙芝居街頭劇 16:00〜鏡池物語
10/2 13:30〜紙芝居街頭劇 16:00〜ツバメ恋唄

作・演出 長山現
出演 佐野キリコ/萌/長山現

投げ銭(感じただけのお代をお願いします)

劇団 090(9056)7826
seisaku@yagai-rakuichi.com
『ツバメ恋唄』
大正時代にタイムスリップしたような旅芸人のツバメ父子が傷ついた蝶にめぐり合い、父が恋に落ちるという、どこか哀しいドタバタ喜歌劇。

『鏡池物語』
大正時代の芸能文化を髣髴とさせる金魚すくいショウに出演していた金魚と道端で蛇踊りをしていた子宝に恵まれぬ金魚と蛇が、いたずら好きの虫と家族のような絆で結ばれていく、心あたたまる音楽劇。

紙芝居街頭劇『金魚姫と蛇ダンディー』
昔懐かしい紙芝居を街頭劇として復興!

楽市楽座
1991年5月に結成、今年20年目。大阪を拠点に、長山現の作品を、主に野外劇として上演を行ってきた。屋根なし壁なしの野外円形劇場、水の上に浮かび廻る盆舞台をもって2010年より全国巡業を開始。周囲の風景に溶け込む劇と、長山現の考える「芸能としての野外劇」を一期一会で出会った観客とともに体験する。劇団員は家族3人。トラック「流星号」、ワゴン車「花と夢号」の2台に舞台装置と家財道具を詰め込んで、2011年も入場無料の投げ銭で日本全国を旅して回っている。
10月15日・16日
海峡プロジェクト 【東京−北九州】
ピースリーディング『冬の兵士』

10月15日(土)
16:30 
10月16日(日)
13:00
16:00
(開場は20分前/上演約60分)

入場料(日時指定・自由席)前売り・当日とも 1500円
展示ゾーンチケット付き:1650円

hotsky@aj.main.jp 劇団HOTSKY
CoRich予約ページ
【構成・演出】釘本光(劇団HOTSKY 主宰/非戦を選ぶ演劇人の会) 【演出補】矢口恵子(劇団HOTSKY)
【出演】山口恭子(演劇作業室 紅生姜)/倉地久美夫/吉田幸弘/藤井邦博(魚座)/山中弘幸/中川裕可里(飛ぶ劇場)/つかのみき(horamiriダンス研究所)/他

2004年に発足した反戦イラク帰還兵の会(IVAW)は、2008年3月、「冬の兵士」と題した公聴会を開催しました。このピースリーディングは、多くの兵士が戦場の真実を告発したその証言集をもとに、かつて軍港として多くの兵士たちを戦場に送り出した門司港の地で、今も世界のあちこちで起きている戦争・紛争・基地の問題・核エネルギーの問題と私たちの暮らしとの関係、過去・現在から続く(であろう)未来のことを考える作品です。東京で活動する劇団HOTSKYと北九州在住の表現者たちとの共同創作によるこの作品を海峡プロジェクトと題し、観客の皆さまとともに、「海(世界)の向こう」にあるものについて考える時間を共有したいと願います。

翻訳:TUP(平和をめざす翻訳者たち
釘本さん、矢口さんが被災地(宮城)に入られた時の報告→http://hisen-engeki.com/jishinn_miyagi2.htm

非戦を選ぶ演劇人の会
2003年2月14日、平和を願う演劇人が集まり、日本の有事法制や、国連各国の反対を押し切ってイラクの国土とイラク人への攻撃を宣言したアメリカとそれを支持した日本政府に対し、「対話を重視し、武力による外交手段に反対すること」「人権を軽視する法案に反対すること」「戦争に反対すること」が呼びかけ文として作られ、多くの演劇人の賛同を得、「イラク攻撃と有事法制に反対する演劇人の会」として活動を始めました。イラク攻撃後も継続的に平和の願いを表現していくために、ピースリーディングを続けています。

10月22日・23日
垣内美希 【北九州】
『草のかんむり』


10月22日(土)
15:00 
10月23日(日)
15:00 
(開場は20分前/上演60分)

予約・当日1000円 
展示ゾーンチケット付き:1200円

【作・演出・出演】垣内美希
昨年「小さなクラゲの踊り」という小作品を発表した。本作品はこれを含んだものである。
復員船から水葬された死者の霊を慰める踊りを踊ったという大野一雄へのオマージュ。
海に洗われひからびた死者と共に記憶をたどる旅の話し。
わたしは葬送の場を訪ねて静かに耳を傾ける。「死」そのものが語るわたし自身の思いを聴く。

【垣内美希】
1998年表現集団万華鏡に入団し、舞踏を山野井清仁に師事。2000年に退団しフリーでライブ活動を展開。ジャンルを問わない様々なアーティストとコラボレーションする。2002年秋、大野一雄の踊りに強い感銘を受ける。主な舞踏作品は「小さなわたし」「沃土」「のびるしくみ」など。自分のからだの実感を通して世界と対話し、正直で誠実な踊りを心がけている。
10月30日
ミクロドロップ 【福岡】
『しぃちゃんのネリネ』

10月30日(日)
14:00
16:30 
(開場は20分前/上演50分)

予約・当日1500円 
展示ゾーンチケット付き:1650円

【作・演出】太田美穂
【出演】山崎詩歩/猪山槙哉/ひろみ/伏見健二
世界中の色々なところで、たたかいが続いているように、しぃちゃんの家の中でも、お父さんと、お母さんが、たたかいを続けていました。お母さんは、いつも、泣いていました。お父さんは、いつも、怒っていました。しぃちゃんは笑うことにしました。しぃちゃんは、このたたかいが終わって、みんなが仲良くできる事を信じていました。ある日、しぃちゃんに、友達ができました。その友達は、どうやら、ここではないどこかから来たようです。友達は、しぃちゃんに、ひとつの事を教えてくれるのです・・・。

ミクロドロップ
2001年に設立した、福岡を拠点に活動する劇団です。劇団名には、「未来への路をつくりたい」という願いが込められています。公演以外でも、心とコミュニケーションをテーマとした演劇体験講座を、定期的に行っています。作品にはいつも、世界に溢れる小さな悲しみが描かれています。その悲しみを通して、生きていることへの愛しさを感じてもらえたらと思っています。人と人との出会いを大切に。あなたと出会える事を、楽しみにしています。
11月5日
広っぱratta 
【神戸】
『kamiとのくらし』


11月5日(土)
15:00
(開場は20分前/上演60分)

予約・当日2000円 中学生まで1000円
展示ゾーンチケット付き:一般2100円 中学生まで1050円

【作・演出・出演】清水章代
演奏 Kackey@dabigtree
毎年多くの千羽鶴が寄せられる広島。世界中から届く千羽鶴は、広島に何を求めるのか。それはもちろん「平和」。しかし、この平和はどんなものなのか。戦争がなくなれば平和なのか・・・。一人一人にとっての平和を形にするでなく、平和=広島=千羽鶴と、一身に世界の「平和のイメージ」を背負う広島。そして大量の千羽鶴を背負う「女の子」。“原爆の子の像”の下では、ガイドが今日も言うだろう。「1000羽達成することなく12歳という若さで亡くなった少女、佐々木禎子さん・・・」しかし実際の禎子さんは1000羽どころか1500羽近くの鶴を折っている。美化され伝わる話に私たちは踊らされてきた。今こそ、逞しく生きた彼女の力を借りて、「生きること」の意味を舞台に広げる。

清水章代
14年在籍した神戸の劇団からフリーになり、パントマイムやダンスを盛り込んだ一人芝居スタイルをHaptmai−m(ハプトマイム)と名付け、いろんなジャンルのアーティストと劇場以外の場所に積極的に出て公演を行って8年目になる。 舞台以外にも、年齢に合わせたワークショップを公民館からカフェや老人ホームに至るまで、場所に合わせたワークショップ「表現ひろば」を展開。3.11後、被災地にも通う。今回の作品は、アフリカのパーカッション:ジェンベを叩き歌うシンガーソングライターKackey@dabigtreeとのコラボ作品。
 
すべてのお問い合せ・ご予約は 海峡演劇祭事務局 093−331−6700

●1公演の客席数が少なくなっております。あらかじめのご予約をお勧めします。

●チケット購入時に関門海峡ミュージアムの「展示ゾーンチケット付き」をお求めになるとお得です。
  (予約・当日共に購入できます)ぜひ演劇祭の公演前後に、全館をお楽しみ下さい。

問)093-331-6700

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