少年王者舘 KUDAN Project 『真夜中の弥次さん喜多さん』
しばらくデータ残しておきますね。 |
第12回北九州演劇祭 コンペティション部門選定公演 11月5日(金)19時 6日(土)14時/19時 7日(日)14時 会場:北九州芸術劇場「小劇場」 (リバーウォーク6階) チケット:日時指定/自由席 前売3,000円(当日3,500円) お近くのローソンで発売中 Lコード:83351 上演時間:約100分 |
“脳が溶けそうな悪夢”が“そのまま快感”となる驚異の二人芝居 『真夜中の弥次さん喜多さん』 原作:しりあがり寿 脚本・演出:天野天街 出演:小熊ヒデジ/寺十吾 2002年初演(名古屋・七ツ寺共同スタジオ/東京・シアターグリーン)で小劇場ファンやしりあがり寿ファンを笑いと幻想の渦に叩き込んだ奇跡の傑作! その後、北京・ハルピン・重慶(中国3都市ツアー)を経て、本年1月にシアターグリーンのクローズドイベントで特別アンコール上演。絶賛につぐ絶賛! この作品が何と九州初上陸!第12回北九州演劇祭に参加します。 ☆ネタばれあり☆ 初演感想→まねきねこさんのサイト 再演感想→大河内浩さんのサイト 鬼才・天野天街の世界を見逃す事なかれ! 天野天街profile→少年王者舘ノ函 今回、taniseはこの公演をコーディネーターとしてお手伝いします。 押しかけ女房みたいなもんです。原作共々、大ファンなのです。 何をさしおいても皆様に観て頂きたい! 原作の『弥次喜多in DEEP』や少年王者舘を知っている人は多いと思うので(え?そうでもない?)まずこのページでは出演者特集をやります。 右)喜多八・・・・小熊ヒデジ(おぐま・ひでじ) 愛知県出身。1985年、てんぷくプロ(名古屋)旗揚げに参加。 以来、中心的存在として活動を続ける。他劇団やプロデュース公演への客演も多い。1995年には、自ら企画した二人芝居『くだんの件』(作・演出:天野天街)で東京・名古屋公演。同作品で1998年より海外公演も行う。 左)弥次郎兵衛・・・・寺十吾(じつなし・さとる) 京都府出身。劇団ランプティ・パンプティを経て、1990年、tsumazuki no ishi(東京)を旗揚げ、主宰。自劇団以外への出演や、映画、TVドラマへの出演も多数。 1998年には『くだんの件』の演技で日本インターネット大賞最優秀男優賞を受賞するなど、その実力は高く評価されている。 演出家としての活動も、自劇団、他劇団、プロデュース公演など数多く手掛ける。 劇団では、佃典彦氏や、はせひろいち氏の脚本を演出したりもしてたが、2000年「名古屋在住、謎の独身新人作家」スエヒロケイスケ氏の登場で、現在のtsumazuki no ishiのカラーが決まる。(次回公演は8/18からスズナリ) ■お二人とも自分のトコじゃ演出家なんです。が、KUDAN Projectというユニットでは天街マジックのもと、おそろしく魅力的な俳優として舞台を飛び回ります! 普段の顔とは別人の二枚目っぷり(失礼!)を発揮するヒデジさんと、こんなぼけぼけアホアホでキュートな大人がいるのか?!と目を疑う寺十さん。 必ずやどっちかに(どっちも?に)ハマること請け合い! ■KUDAN Projectは、もともと1985年に行った少年王者館プロデュース公演『くだんの件』に端を発します。この作品を『劇終−OSHIMAI−くだんの件』として1998年に再構築、2001年に到るまで、台北・香港・北京・広州・釜山・東京・名古屋・大阪で上演しました。名付けて KUDAN Project! このユニットでの第2弾が『真夜中の弥次さん喜多さん』なのです。 ★★★クドカンの映画も来年公開!違いを楽しもう! ★★★原作の『弥次喜多in DEEP』(1〜8巻)はヴィレッジヴァンガードにも置いてあるよ! (在庫確認→ヴィレッジヴァンガード・ラフォーレ原宿小倉店 tel.093-531-5591 木曜休) ↓ご予約はこちらから! |
「弥次喜多が舞台になる。それも天野天街の手でだ。これってすごくウレシイ。 弥次さん喜多さんはボクにとってアレでコレで全てっていやあ全てだし、 そうでもないって言やあそうでもないし。つまり人間が多くのバラバラの細胞でなりたってるように、 たくさんのバラバラの「宿場」が集まって大きな一つの生物とゆーか、ウネリとゆーか、 気分とゆーか物語りとゆーか、そーゆーもんになればいいと思ってたのね。 それもひとつひとつの「宿場」をいろんな人が描けばさらにいいなと思ってたし、 さらにいろんなメディアに「宿場」が広がってけばいいな、と思ってたのね。 そこにあの独特のなつかしい美しい世界の創造主である天野天街さんでしょ。 こりゃあ楽しみでないはずがないでしょ。 そんなことでここにひとつ新たな「弥次喜多」の「宿場」が天野天街さんによって築かれようとしてます。 さあ、幕があくぞ!!パチパチパチパチ! しりあがり寿 コレ、観ないと損です。お芝居に限らず表現に携わる人、これから携わるつもりの人、観といた方がいいよ。 知久寿焼 『真夜中の弥次さん喜多さん』のススメ 天野天街さんは、ぼくらのありたい「架空現実」創りの達人です。 天野天街さんの周りに集う人はみな天野天街魔術師の弟子となって、 ぼくらの行きたい「架空現実」へと行進を始めます。 脇見をしてはいけません。 現実はしっかりと見据えなくてはいけません。 けれども、さあ、旅に出ましょう。 リアリティはシミュレーションされ、 シミュレーションは現実化されます。 今回は、あのしりあがり寿さんのナヴィゲーションによる弥次さん喜多さんを踏まえての、 天野版なる小熊ヒデジ&寺十吾の弥次喜多道中。 もしも、私たちの旅がこうであれば……、 私たちの人生はどれほどに喜びと驚きに満ちたものであることか・・・ と、実感させられるでしょう。 あなたもすでに旅の一員です。 そして、本当の旅に出たくなりますよ! そうです、これを観ずしては人生の航路は、いかほどにありましょう。 ねえ、そうでしょう。 じつなし弥次さん、おぐまの喜多さん! あがた森魚 |
うずめ劇場野外テント公演『夜壺』にて華麗な楽曲を披露したチェリストの坂本弘道さんからもコメントを頂きました! 今の日本に生きていること、それは天野天街という才能に触れることができるという事を意味(MEAN)している。 なかでもKUDAN Projectの「真夜中の弥次さん喜多さん」は代表作級の出来だと思う。 正直、表現者のはしくれとしてはちょっとへこんでしまうくらいだが、 その場にいられることの幸せを噛みしめて欲しい。是非! |